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シールド(盾)
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| 商品カテゴリ: | 幼児教育,知育,赤ちゃん育て方
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自分のシールドを見つけられた時こそが幸せ
一度の失敗でこりて、もう二度と挑戦しないのと、
何度も何度も失敗を続けて「無理だ」と気づくのはどちらが頭がいいのか・・・?
これには明確は答えなどなく、むしろこんなことに意味すらもない。
人にはそれぞれの資質があり、
何が正しいのかはそれぞれが生きていく道筋で判断していくこと。
その時は正しいと思っていたことも、
あとになればとんでもない間違いだったことに気づくこともある。
だからといってその間違った選択は
ただ無意味なことだったわけじゃないと後々になって気付ける場合だってある。
だからこそ人生は面白く、登ったり下ったりを繰り返しながらも続くのだ。
生きている意味(シールド)を見つけられるってとても幸せなこと。
多くの人はその存在を考えることなく生涯を終えてしまうのかもしれない。
子供のうちにこの本を読めば最高だけど今からでも決して遅くない。
どのように、何のために生きるべきかを嫌でも考えさせられます。
体中にあたたかい力が込み上げてくるような本でした。
大人のための寓話。
小説でなく絵本という形式を選んだのは何故だろう、などと考えてしまいました。コジマとキジマという二人の幼馴染が辿る人生が象徴的に描かれています。柔らかなものを守っている「盾」の意味は読んだ人がそれぞれ想像するでしょう。著者も書きながら探したのではないかと思います。眼に見えないですし、言葉にしづらいのですがそれは確かにあるものだと思います。親しい人達といると盾を立てる必要はないのですが、知らない人達に囲まれていると柔らかなものに触れさせないために「盾」が必要です。今の日本に暮らす多くの人はいつも盾を立てているように感じます。幸福の意味を「盾」という視点でみた物語のような印象です。はまのゆかさんの絵がとても素敵でこの物語が素直に響いてくるのは絵の力も大きいと思います。大人の方に向いている寓話だと感じました。
あなたのシールドはなんですか?と問われている。
13歳のハローワークの二人が再び出した、大人のための、子供のための、コジマとキジマの成長の物語。
人間のコアには柔らかな部分があり、それを守るために盾(シールド)を手に入れていくストーリー。
どうやって、どんなシールドを手に入れるのか。そこには絶対的な正解はなく、自分で考え、決めていかなくてはならない。
盾の取得にはもちろん時間もかかるし、努力もいる。それが楽しい(苦にならない)努力なのか、どうなのか?
本当に色々なことを考えさせられる、いい絵本です。ぜひ読んでみてください。
うーん(良い意味でうなる)
村上龍さんの作品を勝手に、
1.世界観構築系(「5分後の世界」「愛と幻想のファシズム」「希望の国のエクソダス」など)
2.フェチ系(「イビザ」「フィジーの小人」など)
3.さわやか・癒し系(「69」「KYOKO」「最後の家族」など)と私なりに分類しているのですが、本作はそれでは分類不能です。
全国の小中学校全てに配布したい「13歳のハローワーク」とセットで、青少年育成系とでもしておきましょうか。
本作もぜひ全ての小中学校の図書館に置いてもらいたいですね。
一面的に他者を(自己をも)評価することや、自分の外にあるものさしに無理やり自分を合わせることがいかに無意味か、自分のたいせつなものさしを作り上げることがいかに大切かつ困難かを、どこにでもあるようで本当はどこにもない寓話の中で伝えようとしています。
村上龍氏と同じ時代に生きることができたことを、心の底から喜びたいと思います。
子供にも読んで欲しい一冊
個人的な事だが、小学生の頃『良い本を読みましょう』という
スローガンがあったのだが『良い本』の基準が分からず、読書感想文用の
本選びに困った事があった。
『頭が良いか悪いかというのは一つの基準に過ぎず、それを決める事に
意味は無い』『からだの中心にある大切なものを守る「盾」が必要』などと
言う『名なしの老人』の話は本質を突いており、『良い本』とは先生や大人が
考えた勝手な基準にしか過ぎないと自分自身、ハッとさせられる。心の中が
支配されると、アイデンティティが失われ、自分が自分でなくなってしまう
という警告を発しているのだろう。そのために「盾」は存在しているのだと。
また、違う形で栄光と挫折を味わう主人公のコジマとキジマの半生が、
自分自身の一部を投影している部分があり、二人が共通して直面した「盾」が
崩壊した時、どうやって新しい「盾」を作ってきたか?のくだりは、自分自身が
どう生きるか?という人生のテーマにヒントを与えてくれる。
出来る事なら子供の頃にこの本に出逢いたかった。大人だけではなく、
小学校高学年あたりから読んでもらいたい。学校の『推薦図書』には
ならないだろうけど。
幻冬舎
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